中国産地情報(四川)
2020.1.9
「四川新草の高値争奪戦争の予感」
植え付け作業は昨年末で終了しましたが面積は激減しています。
昨年から各工場では思うように草を買うことが出来ず、
今年の5月には底をつき生産終了の予定です。
今年の植え付け面積は1,300ムーと工場1軒分の使用量しかありません。
2014年の植え付け面積は15,000ムー、2017年は6,100ムー、
2018年は3,300ムーと年々減少しており、
2019年の1,300ムーは2014年比10%以下の面積という事になります。
新草は工場間で奪い合いになりそうです。
新草争奪戦が始まり、価格は20~30%の高値を予想しています。
圧倒的な原料不足により新草の高値が予想される中、
旧正月明けの出荷分より値上げを通告してくることと思います。
新口に向けてさらに値上がりし、新草を迎えるようです。
また、各工場による生産調整や出荷制限が予定されています。
■四川大地 工場の検品作業
■S四川工場の様子