四川大地
【四川大地】は中国四川省眉山の良質の大地で育ち耐久性・弾力性に優れた無着色畳表です。
四川省眉山の空気の澄んだ広大な大地。大自然の良い土・良い水で栽培した藺草です。遅刈り栽培技術が優れた耐久性・弾力性を増し、さらに低温乾燥によりしっかりとした粘りのある無着色表に仕上がりました。
手作業によるきめ細かな仕上げ・高度な技術と厳しい検品は当社自慢の優良工場です。
また、摩耗検査・残留農薬検査の結果、国産よりも耐久性があり、残留農薬は未検出で安全であることが確認されました。
国産の代用品にも充分お使いいただけます!一度ご使用下さいませ。
※「四川大地」の商標登録出願(商願2006-071549)の登録査定で、願書の通り商標登録が認められました。(商標登録証 登録第5049070号)
◇四川大地◇ 私たちが自信を持ってお勧めします!
四川省眉山の工場 生産管理者の皆さんです。今年度から当社でも本格的に稼動し始めた。
2006年2月
平均気温が福山市より2℃位(グラフ参照)高いせいか菜の花が咲いており、その向こうに藺圃があるらしいのですが、霧で全く見えません。近づいてみると藺草は株張りも充分で太くたくましく、もう新芽がのぞいていました。気温が高いせいか、成長が寧波より少し早いようです。
ここ眉山では、実入りの良い藺草が出来、また日照時間が福山市の約60%と短いので赤いヤケ草が出来にくいのだと思います。
降雨量が少ないのが気にかかりますが、これは先ほどの霧が露となり充分補われて、逆に通気性のある弾力性に富んだ藺草が出来るのではないかと思われます。
昨年、新草より試験生産を始め、この眉山産の藺草を寧波で畳表に製織していますが、非常に好評です。
熊本産地が数年後には現在の備後産地のように産地とは言えないほど生産量が激減するのではと思われます。自然の流れとはいえ寂しい限りであります。3~5年後を踏まえて、熊本産に優る畳表を目指して眉山という生産地を選びました。
5月
藺草はとても順調に成長しているようです。
四川では、朝、霧が発生することが多く、その露を藺草が吸収するので、非常に粘りのある藺草となります。
さらに水がきれいなので、黒みがかってない透き通った緑色の藺草が生産できます。
良質の藺草を刈り取れるように、藺圃の責任者への指導も行き届いており、寧波の藺草と比較すると、その成果が見受けられます。
寧波の藺草に見られる先枯れがなく、青々と成長しています。
6月
とうとう刈り取りを始めました。
藺草の伸びは充分で、赤い草もほとんど無く本当に綺麗な草でした。一番肝心な実入りも充実しており、さらに、表皮は弾力性がある「完熟藺草」です。
日本産が激減し僅か3~4百万枚の生産量しかない現状の中、国産の不足分は四川産で補えるとの思いを再確認しました。これから7月末までかけて刈り取ってゆきます。
当社の取り組み
当社では、お客様により安心いただくために、磨耗検査・残留農薬検査に続き、藺草の断面図を撮影し、中身のクッション性も確認しました。
どの点をとっても国産に負け劣らない自信を持ってお勧めできる商品です!