中国レポート
2019.4.11
■四川産地情報
各工場は年明け後の注文が少なく、稼働率を70~80%に落としながら
ゆっくり生産を続けています。
今年度の植え付け面積は約3100ムーと大幅に減少しており
畳表70万枚の生産量相当です。
2010年の最盛期には藺草植え付け15000ムー・畳表300万枚の生産量から
激減しており業界の市場規模の縮小そのものを表しております。
今後は受注生産を5月まで続け、6月から刈り取りの準備に入る予定です。
また、眉山市東波区は目覚ましい開発、発展が続いており、
畳表工場の近くまで立ち退きした跡地にビル群が建設中で、
道路の整備も進んでいます。
四川大地工場の様子を紹介します。
草の選別がしっかりと行われるよう織機の回転スピードを120位に落として、
イ切れや色ムラが少ないよう取り組んでいます。
丁寧な生産により色揃いの良い畳表が出来上がっています。
※ 眉山⇔成都 新幹線